普通の主婦が独学で簿記2級に合格できた話

仕事

こんにちはうにこままです!

私この度独学で簿記2級に合格出来ました!

大学にも行かず社会人になって主婦になった今までで、頑張って勉強をするって事を全然してこなかった私。

地頭がよろしくない平凡な主婦の私でも独学で合格した勉強法を今回は紹介します!

合格した時は本当に嬉しかったですよ。

今まで努力が報われるって事があまりなかった(努力してこなかったw)ので、この達成感はクセになりそうですw

頭のいい人や成功している人はこういう達成感を味わってきているからまた頑張れるんだろうなと思いましたよ。

 

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簿記2級は独学で可能?

まず簿記2級を勉強する時、独学で学ぶ事は可能なのかと思いますよね。

よく独学でも大丈夫という情報をネットで目にしますが、私はこういう人達はもとから頭が良いからでしょ~と鵜呑みにしていませんでしたw

でも大丈夫!普通(いや平均以下)の主婦でも合格できたんだからほとんどの人が下記を実践すれば合格できる!

 

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勉強時間は何時間必要?

一般的には独学なら4~6カ月(250~350時間)、通学・通信講座なら2~4カ月(150~250時間)といわれています。

私はトータル130時間ぐらいかかりました。

少ないですね。

そうなんです、本当にぐーたらで夏休みの宿題を最後の数日でやるタイプなので、追い詰められないと出来ません。

結果は合格しましたが、途中から時間が足りない事が分かり始めて効率悪い事をしてしまったり周りに迷惑かけたりストレスになったりしたので、もっと早くから勉強を開始すれば良かったと途中何回も思っていました。

勉強時間は試験日から逆算してしっかり確保出来るようにしましょう!

そして私が勉強した時期は仕事を辞めて転職活動中だったので、子供を保育園に預けて昼間にまとめて勉強時間を確保する事が出来ました。

もし仕事をしながらだと子供もいる状態では私には無理です。

旦那からは仕事をしながらでもやる気があれば出来ると言われましたが、私にはそんな体力も気力もなく勉強の効率も悪いと思ったので、まとめて勉強出来る時にしました。

毎日仕事と子育てだけでもヘトヘトなのに、さらにそこから勉強しても頭に入らないし、きっと勉強が嫌になるでしょう。

どのぐらい頑張るのが効率がいいのか自分が一番良く知っているので、自分が一番効率良く勉強出来る時期に時間を確保しましょう!

 

受かったら、落ちたらどうなるか想像してモチベーションを上げよう

私は過去2回簿記2級の試験を受けて不合格でした。

その時は合格率が過去10年で最低な時でもあり難しかったのは確かですが、それ以上にモチベーションがありませんでした。

会社で個人の目標設定をしなくてはならず、簡単な事しかしていませんでしたが一応経理でしたので簿記2級を取得すると何となく書いたんですね。

何となくで受かる程今の簿記試験は簡単ではありませんw

昔と違って合格率がかなり下がっていますし、1級の問題も2級におりてきていたりして何となく勉強するとその時点で嫌になると思います。

私は今回の試験では転職活動中というのがあったので、簿記2級に受かって少しでもお給料のいい所に就職したい!という思いがありました。

そして今回の試験の時には子供が産まれていたので、子供の為にも給料アップ!という思いも強くありました。

あとは試験を受ける事を旦那に伝えた時に、どうせまた落ちるって、って言ったんです!!

旦那にアホやと思われている事は知ってましたが、これは本当にむかついたので、1回で受かって見返してやる気持ちもかなり強かったですねw

そして試験に落ちたら今のままの安い給料、旦那にさらに馬鹿にされる!と、勉強でしんどくなった時には受かった時と落ちた時の事を想像して自分を奮い立たせました。

 

時間を決めて声に出して行動する

スクールに行けば授業は何時から何時までと決まっているので、おのずとそれに合わせて勉強しますが、独学だと当たりまえですが自分で勉強しようと思わないと勉強しません。

別の事をしていて気付くともうこんな時間って事が結構あります。

毎日何時から何時までは勉強時間と決めましょう!

勉強には睡眠時間が削れると効率がかなり悪くなるので、試験当日まで毎日いつも通りの睡眠時間を確保できるような無理のない勉強時間にしてくださいね。

そして私は勉強する前にいつもなかなか身体が動かないので、声に出して行動するようにしていました。

「よし!勉強するぞ!」

単純ですが、効果抜群ですよ。

これは研究でも効果があるとされているようで、例えば子供は何かしているとき独り言が多いですよね?

実はこれは認知能力を高める効果があるようで、自分に話しかける事は行動の助けになるのだそう。

よく電車の駅員さんも指差し声出し確認をしているのを見かけますが、これも同じ事のようです。

 

勉強中はBGMで効率アップ!

勉強中は無音で・・・というのもいいと思うのですが、何かふと音が欲しくなるんですよね。

でもテレビや自分の好きな音楽だと、つい聞く態勢になってしまうのでおすすめできません。

私はいつも波の音や小鳥のさえずりの音を流しながら勉強していました。

これは集中力が邪魔されないですし、この音をいつも流していると集中する時間という風に身体が覚えていっていました。

 

合格には運も必要だと思う

こんな事いうのも酷ですが、勉強時間も確保してやる気を出して真面目に勉強しても結果が出ない時があります。

悲しい事に簿記の試験ってそういう傾向があります。

下記合格率で見てみても、かなり低い回とかなり高い回がありますよね?

140回 141回 142回 143回 144回 145回 146回 147回
34.5% 11.8% 14.8% 25.8% 13.4% 25.0% 47.5% 21.2%

簿記は70点以上取れれば合格なので、問題の難しさでかなり合格率が変わってきます。

という事は、かなり簡単な回と超絶難しい回が出てくるんです。

なので、一生懸命勉強してもかなり難しい回に当たると違う回だったら合格してたかもしれないのに、不合格になってしまいます。

でもいつが簡単な回なのか予想は出来ないので、簿記の試験を受けるなら2回ぐらいは連続で受けれるようなスケジュールにした方がいいと思います。

期間が空くとせっかく勉強した内容を忘れてしまいますからね。

簡単な回でも合格すれば資格は貰えるんだから、簡単な回に当たるように何回か受けるつもりの方が気が楽です!

 

これで合格した!簿記2級教科書や参考サイトと勉強手順

かなり人気なので皆さんご存知の方も多いと思いますが、基本の勉強は「スッキリわかる日商簿記2級テキスト+問題集(商業簿記)」&「スッキリわかる日商簿記2級テキスト+問題集(工業簿記)」でした。

かわいいイラスト入りで、読みやすかったです。

ただ連結問題などこのテキストだけでは分からなかったので、パブロフ君の動画「パブロフ簿記 連結会計① 連結精算表の解き方【無料動画】」を参考にしました。

動画は解き方の手順とかポイントとか本よりも圧倒的に分かりやすかったです。

スッキリの教科書とパブロフ君の動画では若干解き方とか言い回しが違ったりして最初とまどったので、教科書もパブロフ君でも良かったかもしれませんね。

最初はスッキリの教科書で勉強し、後ろに付いてる問題集をその都度解いていきます。

この問題集は本当に基礎の基礎です。

この問題集が解けても、試験のレベルとは雲泥の差なのでまだまだ勉強時間が必要と思いましょうw

全部テキストを見終わって問題集も終わったら、もう一度問題集を最初から解きます。

するとびっくりしますよ。

全然解けない事にw

地頭のいい人は一回解けば覚えているんでしょうか?

平均以下はね、記憶力がないんですよ・・・

簿記2級は範囲が広いので1冊終わった頃にはほぼ忘れてるんですよ~・・・

ですので復讐あるのみです!!!

2回目の問題で解けなかった所は再度テキストを読んで解く!

そして2回目の問題集で解けなかった所を3回目自分の力で解く!

これを商業も工業も同じようにやります。

これで結構基礎力は付いてくるはずです。

 

次に購入したのが「パブロフ流でみんな合格日商簿記2級総仕上げ問題集(商業簿記)」&「パブロフ流でみんな合格日商簿記2級総仕上げ問題集(工業簿記)」です。

基礎力がついたらあとは試験レベルの問題を解いて慣れていきます。

この問題集は過去問と予想問が1冊になったもので、とても効率よく学べました。

そして問題を解く順序や下書きがとても分かりやすく、問題も本試験レベルなのでこの本でかなり実力がついたと思います!

色々な問題集を買うよりこれ1冊ずつで十分だと思います!

この問題集は最初解いた時、スッキリのテキストでの基礎の問題とレベルが違いすぎて愕然としましたが、1問1問解いていくうちに理解出来てきますので安心して下さいね!

この問題集も1周だけだはほぼ記憶出来てないので、2周、3周と自力で出来るまで解きます。

 

これが終わる頃にはもう試験まで時間がなくかなり焦っていたんですが、不安になり一応こちらの本を買い足しました。

「スッキリとける日商簿記2級過去+予想問題集」

私はパブロフの総仕上げを終わった後にこの問題集を解いたのですが、過去問と似たような問題がパブロフ総仕上げの中にほどんど織り込まれていて、この本はあまりいらなかったかなと思いました。

予想問もパフロフと結構にていましたよ。

パブロフを購入していない方はもちろん役に立つ教材だと思います!

 

勉強時間が足りなかったら部分点狙いで攻めよう

私は余裕のあるスケジュールを組まなかったせいで、テキストや問題集をもう1周ぐらいしたかったのですが時間がなくて、こちらのサイトの予想問題を参考に予想されている問題だけをきっちり解けるように復讐しました。

「簿記検定ナビ 試験問題予想」

そして後の自信がない問題は部分点狙いで、全部理解出来ていないので最後まで解けないけど簡単な論点だけは理解出来ているようにしました。

たとえば153回の第3問、連結4年目の問題とか全部解けるように勉強しようと思ったら時間が結構かかりますよね。

しかしこの問題は私が受ける回では多分でないであろうという予想で、勉強時間がないのでのれん償却等簡単な所だけは取れるようにしておきました。

 

試験と同じ緊張感、スピードで勉強する

一通り対策が終わったら1問を何分以内に解くとい感じでタイマーで計りながら解きます。

試験は120分ありますが長いようで短いです。

時間を計っていると緊張感も生まれるのでミスもしやすくなります。

簡単なミスや時間切れで不合格になってしまうのはとても悔しいです。

ここで試験のスピードと緊張感に慣れ、自分がどのくらいミスをしているのか確認して落ち着いてミスをせず時間内に解けるようにします。

 

本試験を解く順番、4問目から解いてはいけない!?

いよいよ本試験なわけですが、当日って自分で思ってたよりすごく緊張します。

試験への意気込みが強ければ強いほど。

私は毎回最初は手が震えます。

緊張しがちな性格もあるんだとは思いますが・・・

そんな超緊張している中で解く問題の順番ですが、よく工業簿記の方が点数が取りやすいから4問目から解くといいというのを聞いた事があります。

確かに4問目が超簡単な問題だったらいいのですが、私は4問目から解くのは苦手です。

工業簿記って計算自体は簡単ですが、計算手順や計算する回数が多いですよね。

超緊張している時には簡単なミスが起こりやすいんです。

1個計算ミスをするとその後の計算が全部間違えてしまうのが工業簿記の怖い所です。

しかもちょっとややこしい計算手順だと普段なら出来る事がこんがらがって出来なくなります。

これが工業簿記は起こりやすいんですよね。

実際私も4問目からしましたが、緊張で全然出来なくてとりあえず飛ばして商業簿記を解いて後から再度4問目を解くと、その頃には落ち着きを取り戻してましたので全問正解する事が出来ました。

ですので私は1つ間違えてもそこだけしか失点にならない商業簿記から解いていくのがいいと思っています。

1,2,3問目が商業簿記ですが、これは最初に問題をざっと見てこれは解けそうと思った問題から解いていき、緊張をまずほぐしていくのがおすすめです。

 

必ず見た事がない難しい問題が出ると思っておいた方がいい

試験はただでさえ緊張するのに見た事がない問題が出ると本当にもう変な汗が出てガクブルです・・・

でもこれは結構毎回試験ではそういう問題が出ています・・・

なのでもう最初から解けない問題が出ると覚悟しておけば、直面した時のダメージは少なくすみます。

そしてそんな問題が出ても大丈夫だと思っておきましょう。

なぜなら試験は70点以上とれば合格なのです。

他の問題が解ければ大丈夫なのです。

見た事ない難しい問題は他の人もほとんど解けません!

だから安心して下さいね。

 

スクールを独学どっちがいい?

独学で出来そう!とは思っても、やっぱりスクールの方がいいかな?って思いもありますよね。

私は何年か前にスクールに通い試験を2回受けてきたのですが、その時は2回とも不合格でした・・・

かなり難しい回だった事もありますが、一番の原因は自分のやる気ですw

上の方でもお伝えした通り、モチベーションがなかったんですよね。

学校に行って先生の話を聞いてるだけで分かった気になり復讐もしていませんでした。

しかしやっぱりスクールの方が効率がいいよなと思う事もあったのでそちらもお伝えします!

スクール、独学のメリット・デメリット

スクールのメリットは独学のデメリットなのですが、やっぱりスクールでは分からない所はすぐ聞ける!これに付きます。

私は以前スクールに通っていたとはいえ何年も前で簿記の知識は全く忘れていました。

なので1から独学で始めたわけですが、教科書や問題集だけでは理解出来ない事がやっぱり出てきます。

今ではネットで検索すれば結構なんでも解決出来ますが、自分が変に勘違いしてる所なんかはなかなか検索しても納得できなかったりして、何時間もかけて小さな勘違いに気付くという事が何回かありました。

これが人に聞いてたら1分で解決できただろうな・・・と思いました。

なので独学では時間の効率は悪いです。

しかし基礎は結構分かってる方はスクールに通うのはまた基礎の部分も勉強する事になり、その時間がもったいないので独学で十分だと思います。

独学では問題に躓いた時に時間がかかりますが、スクールに通う通学時間等がないのでその分時間を有効に使えます。

通学に30分かかるとしたら往復1時間、女性だったら身なりを整えるのに30分~1時間かかりますよね。

1日2時間勉強時間が増えたら1か月で約60時間!

時間ってほんと貴重です。

 

まとめ

私の勉強方法はいかがでしたでしょうか。

簿記2級は最近難しくなってきていますが、頭が特別良くなくても基礎を理解して繰り返し何度も勉強していれば必ず解ける問題だと思います。

これから受けようと思っている方の少しでも参考になれば嬉しいです!!

                                                   

この記事を書いた人
うにこまま

初めまして!うにこままです☆
5歳児女の子のママをしています!(^^)!
興味ある事はとことん調べるのが大好き!
子育てや美容への情熱を日々発信しています!
日本化粧品検定1級&化粧品成分検定1級を取りました。
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